Based on a real story  - 洋画編 ⑫-

実際発生した凶悪犯罪事件をモチーフにして作られた海外映画
「事実は小説より奇なり」第12弾



10年前の当時の大韓民国では、未成年でも思春期を迎える前の小学生によるものなど暴行の若年齢化が激化し深刻な社会問題であった。韓国国内の性犯罪事件としては、密陽女子中学生集団、釜山女子高校生、大邱小学生集団性暴行事件など数多くが挙げられる。そのため韓国の「少年法」への疑問を強く訴える映画もこの当時数多くある。
「母なる復讐」はどの事件に基づいているかは分からないが、メールでの接近方法、動画拡散をネタに恐喝する点、
一人の女子高校生が性的暴行を受けた後に性的嫌がらせと二度の性的暴行を受けた事件であることなどから、
釜山女子高校生連続性暴行事件が類似するのではないかと思われる。
被害者側の母親、娘の慟哭、悲痛なシーンが長い時間を割いて描かれており、痛々しい。被害者女性の母親の復讐を描いた作品「母なる復讐」
もし私があの母親と同じ立場なら、あの程度では許さない。
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違法な職業斡施業者により知的障害者等を離島の塩田に売り飛ばし、劣悪な環境下で強制労働をさせていた。
2014年2月6日韓国で発覚した奴隷的強制労働事件。エアコンのない倉庫や納屋で長期間監禁され、賃金は一切支払われていなかったとされる。食事は粗末で、睡眠時間も制限され、リンチなども日常的に行われ治療も受けられなかった。
被害者数は100人以上にのぼり、知的障害者の労働者に対して、「自分はここで働くしかないのだ」と思い込むよう洗脳したとされる。また塩田業者と地元警察署との癒着もあったとされる新安塩田奴隷労働事件。
この事件をヒントに製作された映画「奴隷の島 消えた人々」
取材に訪れた女性記者と撮影クルーの2人が潜入の末、行き着いたのは衝撃の真犯人登場。
事件は100人強の被害者だったのに対して、劇中では1/10も満たないことを考えると、実際は一層強烈かつ壮絶だったことだと想像する。
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1991年3月26日、韓国大邱(テグ)国民学校に通っていた5人の小学生が失踪。事件直後から警察や軍を動員して捜索活動が行われたが、11年が経過した2002年9月、少年たちのものと思われる白骨死体が発見されるまで、全く捜査の糸口が掴めなかった。検死の結果、道に迷っての遭難や転落などの事故ではなく、何者かによる他殺であることが判明した。
しかし、犯人が誰であるかは不明のまま、2006年3月25日に時効が成立した。
「カエルを捕まえに行く」という最後の言葉が脚光を浴びたことから、失踪小学生は通称「カエル少年」と呼ばれた2011年の映画「カエル少年失踪殺人事件」。
同事件をモデルにした「帰ってこいカエル少年」が1992年にも製作されている。華城連続殺人事件、イ・ヒョンホ君誘拐殺人事件と、今回のカエル少年失踪事件を合わせて、“韓国三大未解決事件”とも言われている。
被害者家族が犯人ではないかとの疑念の前半部と、犯人らしき者を追い詰めるも・・・という後半部の構成なのだが、未解決事件だということが鑑賞前から承知の為、
ストーリー全体が当然ながら冤罪であるという事が分かるワケで残念な感想になってしまうが、最後の展開は嫌いじゃない。
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by hello-rains | 2019-05-11 19:24 | 映画・書籍など | Comments(0)
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