西名阪からややこしい名古屋を経由して、いつもの中央道に合流。今回は経済的にすごく安くつきました。橋本から京奈和道に乗れるので運転も楽チンです。
9/21 4:30に山梨県青木鉱泉に着き、6:15出発。
メンバーは、同期のよっちゃん、槍に一緒に登った後輩の松っちゃん。
ルートは、
[1日目]
青木鉱泉〜ドンドコ沢〜4つの滝〜鳳凰小屋
[2日目]
鳳凰小屋〜地蔵ヶ岳〜観音岳〜薬師岳〜中道〜青木鉱泉
今回からマーシー登山部もソロテントです。
軽量に軽量を重ねて、マーシーのザックは21kg!
ʅ(◞‿◟)ʃいつもと変わりません。
1つ目の滝に到着。
マイナスイオンでは追いつかないくらい、既にしんどい。
2つ目の滝、鳳凰滝はルートから逸れることに気づかず、しっかり寄ったにも関わらず、証拠写真は誰も撮ってないんです。
3つ目の滝、白糸の滝
4つ目の滝、五色の滝
13時頃だったか、鳳凰小屋に到着。
大型テントを卒業し、我が家を並べてみました。
おぉ〜っ、近すぎやろ。
もうちょっと離そうぜ〜
我が家のニーモです。
外は雨です。
雨だと余計にソロテントの高揚感が増します。
キッチンです。
冷蔵庫とテーブルです。
ラストに差し掛かった小説です。
昼ご飯は、ヒガシマルのうどん。
待ち時間に、冷えたグラスでスーパードライとモッツァレラチーズ。
確認ですが、ここはアルプスで、外は雨です。
うどん好きのマーシー × 冷えた身体
食後、持て余すほどの時間は、使う人の自由です。
マーシーは飲みながら読書。
気付けば17:30
池井戸ワールドに浸っていたら時間を忘れました。
晩御飯の準備をします。
明日の分も焼きます。シャウエッセンのロングソーセージ。
木製のまな板にゴマドレサラダ、プチトマトと蒲鉾、マスタードを添える。白ご飯と味噌汁、いつもの神泡。
一段上がるテーブルが、楽しさを倍増してくれます。
その頃、よっちゃんはもつ鍋をやってたそうです。綺麗にまとまってます。これも美味そうです。
夕食後は、スマホに落としてきた、映画「釣りバカ日誌」の上映。
でも、もう20:00
イヤホンは持ってきたけど、周りはみんな寝てるし、マーシーも寝ました。
3:45起床、昨晩の内に焼いておいたシャウエッセンをパンに挟んで、珈琲と一緒に腹ごしらえ。
結局5:30出発。
約1時間かけてザレ場を登ります。軽アイゼンが欲しくなるような砂感。
地蔵岳に登頂するも、ガスでオベリスク(合掌のような岩)が見えにくい。
麓まで行くとこんな感じ。
ボルタリング出来ないと登れません。
オベリスクの麓には、お地蔵さんが並びます。
授かり地蔵だそうで、一体を持ち帰り、授かれば二体にして返すという風習があったそうです。
このお地蔵さん達に願いを託した人達、みんな子供を授かれたのでしょうか。そうであって欲しい。
見渡す限りガスの中、北岳や富士山に出会えることを祈りつつ出発。
次に目指すは観音岳。
鳳凰三山とは、地蔵岳、観音岳、薬師岳の3つの総称であり、鳳凰山として百名山に登録されています。個別だと山梨百名山です。
法王から名付けられた説と、鳳凰説とあります。
この山域固有種、ホウオウシャジンが咲きます。
虹が出てきました。
「虹はえーから、晴れてくれー!」
観音岳到着。
風が避けれるので、ここで朝飯にします。
晴れた!
稜線見えた!
きたきたきたーっ!!
青い空、白い雲、ハイマツの緑に混ざる紅葉。
そして、ガッス❗️
やっぱりガス❗️
なんでやねーん(T . T)
「……。」
マーシーはザックをデポして、少し先の薬師岳小屋まで走ります。
このトンネルが綺麗でした。
小屋は新しくていい感じ。
薬師岳の分岐から中道登山道を降って帰路につきます。
御座石でベタな写真を撮るマーシー。
顔は笑ってるけど膝も笑ってます。
毎回、思う。
しんどい登り、
つらい降り、
楽しい登山。
この山行で、また新しい発見や勉強になった事がありました。
それは10月に試してみよう。