Based on a real story  - 洋画編 ⑪-

実際発生した凶悪犯罪事件をモチーフにして作られた海外映画
「事実は小説より奇なり」第11弾



一家惨殺事件で生き残った当時8歳の少女リビーが、31歳になり、生活費を稼ぐ必要に迫られ事件の真相を語り合う
“殺人クラブ”から招待状が届いたことから、忌まわしき事件の真相を探り始める模様を描く「ダークプレイス
本作ではプロデュースも務めたシャーリーズ・セロン。一家惨殺事件の唯一の生き残りである少女・リビーの28年後の姿を演じるのだが・・・体重を増量させ、特殊メイクを施して連続殺人犯を演じた「モンスター」でアカデミー賞主演女優賞を獲得、「マットマックス 怒りのデス・ロード」では女も惚れるカッコいいアクションを披露したかと思えば、「スノーホワイト/氷の王国」では邪悪な女王に扮する彼女。そのシャーリーズ・セロン本人は15歳の時、酒に溺れ暴力的だった父親から家族を守るため母親が父親を射殺する姿を目撃したという強烈な過去を持つ。
「過去から逃げることはできないですから…。私も怒りや苦しみの感情に、長い時間をかけて向き合いました。過去のトラウマが、何らかの形でいまの私を作り上げていると思っています。だからこそ本作品に「強く惹かれました」と語る作品
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ロストフ・リッパー、赤い切り裂き魔などの呼び名で知られるアンドレイ・チカチーロ。
アンドレイは妻子持ちにもかかわらず1978年から1990年の12年間にかけて強姦や殺人、四肢切断といった凶行の数々に及び52人の女子供を殺害したとされる連続殺人者。チカチーロは人の死や死体の破壊行為によって性的快感を得る“ネクロサディスト”であり、勃起不全でありながら、死体を切り刻む毎に射精を繰り返していたという。1994年ロストフ刑務所内で右耳に銃弾を受けて銃殺刑となる。57歳没。死刑を受ける前、彼は「脳は撃つな。日本人が私の脳を買い取りたがっているんだ」と叫んだという。今なお、脳の残骸の噂は流れて続けている。
このシリアルキラー=アンドレイ・チカチーロ猟奇殺人事件をモデルに描かれるのは、スターリン政権下で独裁国家の闇に翻弄される元軍人を主軸に、何百万人もの生命を奪う者(国家)と44名を殺害する者(殺人者)という、二者の連続殺人を対比して描いている。見応え十分の大作「チャイルド44 森に消えた子供たち
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2007年イタリアで、イギリス人女子留学生が乱暴を受けた後、のどを鋭利な刃物で切られ、半裸姿のまま殺害される。
直前に性行為を行っていたことが検死にて判明。地元警察は殺人事件として捜査し複数犯による犯行とし被害者のルームメイトのアメリカ人大学生アマンダ・ノックスとその交際相手、麻薬密売人の男の計3人を逮捕する。3人が集団セックスを強要したが、拒否されたことを理由に暴行後、ナイフを使って刺殺したと見立てた。容疑者のアマンダ・ノックスが清楚な容姿でありメディアから”天使”と持て囃される一方”危険な悪魔”、”セックス異常者”とも言われ多くのマスコミの煽り合戦は激化しスキャンダラスな事件としてセンセーショナルに報じられたペルージャ英国人留学生殺害事件。裁判では、一審で有罪、二審で逆転無罪、差戻し審が有罪、最高裁が有罪となり、単独犯なのか複数犯なのか、真犯人は未だ闇の中である。
この事件を基にした映画「天使の消えた街」はこの事件を映画化するために現地に訪れた一人の映画監督の視点で描く。劇中のメインは事件の真相ではなく、主人公の映画監督トーマスの心情描写を追うストーリーとなっている。
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2008年 オーストリアのアムシュテッテンにてエリザベートが実父ヨーゼフから24年間に渡って地下室に閉じ込められ、肉体的暴力、性的暴力を受けていた。性的虐待によって、エリザベートは1度の流産と7人の子供を出産していた。生まれた子供のうち3人はエリーザべトと共に監禁されていたが体調を崩した娘を診察し、不審に思った医師の通報によって発覚したフリッツル・オーストリア実娘監禁事件。裁判では実父ヨーゼフ・フリッツルは終身刑となる。エリーザベトと子供たちは保護され、現在は問題を抱えながらも日常生活を送れるまでには回復しているという。
女性作家エマ・ドナヒューがこの事件にヒントを得て書いた「部屋」を映画化。監禁という重い題材を扱う映画ではあるものの、前半は高いスリルとスピーディーなストーリー展開、後半は母親と息子の二つの視点で描いた家族の在り方を考えさせてくれる映画「ルーム
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by hello-rains | 2018-09-11 20:15 | 映画・書籍など | Comments(0)
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