Based on a real story  - 洋画編 ⑩-

実際発生した凶悪殺人事件をモチーフにして作られた海外映画集 第10弾
「事実は小説より奇なり」



1991年1月29日午後5時20分頃、ソウルのアパート遊び場で目撃されたのを最後に、スカーフとナイロン紐で手足を縛られ、
口と目はテープを貼られるなど残酷な姿の遺体で発見される。解剖検査の結果、犯人は誘拐直後に殺害したと推定されるが、両親に44日間で60回余りの電話と10回のメモで絶えず脅迫し続けた身代金誘拐事件。明確で多くの端緒があることにもかかわらず、15年後の2006年時効が成立したイ・ヒョンホ誘拐殺害事件を基に作られた「あいつの声
人気ニュースキャスターの息子が公園の遊び場から突然失跡する。警察の捜査も虚しく、犯人を追い詰めることが出来ない中、事件発生から44日後、捜査の甲斐なく遺体が発見され犯人逮捕には到らなかった。
ニュースキャスターに復帰し、番組内で誘拐犯にむけて原稿を読み始める。映画最後には実際のモンタージュが映し出され、当時の犯人から脅迫電話の音声が流れる。
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韓国三大未解決事件のイ・ヒョンホ誘拐殺害事件をモデルにした映画「あいつの声」のラストに収録されている実際の犯人からの身代金脅迫電話の肉声の場面をモチーフに製作された「殺人の疑惑
15年前の誘拐事件の公訴時効が2週間後に迫る中、警察は情報提供を求めて実際の犯人の肉声を映画にて流した。それを聞いたある娘は口癖、発音、声紋が父親にそっくりなことに気付く。疑惑を払拭しよう奔走する中、徐々に明らかになる真実。誘拐殺人事件の時効成立前の事柄として描く「殺人の疑惑」
韓国映画全般にある特有の作中に入るコミカルなシーンには理解に苦しむが、男手ひとつで懸命に育ててくれた最愛の父親に向けられた娘の疑惑は次第に深まり、仲の良かった親子の絆が疑心暗鬼に陥いっていく様をスリリングに描いた作品。
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イ・ヒョンホ誘拐殺害事件をモデルに、誘拐殺人事件の時効成立後の事柄を描いた「悪魔は誰だ
未だに犯人を見つけ出そうと事件を調べ続けている一人の刑事。時効まで残り5日に迫ったある日、事件現場に一輪の花が置かれていた。これを手がかりに捜査を再開するが、誘拐殺人事件の15年という時効が完成してしまう。
しかし15年の時が過ぎ、殆ど同じ手口の誘拐事件が発生する。果たして犯人は…韓国特有の残酷な描写は本作には少なく、時間軸を巧みに使い、謎解きのヒントや伏線のある見応え十分な猟奇的推理ミステリー映画。
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韓国華城市半径2㌔周辺で、女子中学生や老婆を強姦、殺害する10件の連続強姦殺人が起こる。
「毛髪、陰毛などの物的証拠ゼロ」「被害者の所持品で陰部を乱行」「被害者が赤い服を着用」など共通点が多く、凶行が確認されるものの、韓国三大未解決事件とされる華城連続殺人事件からインスピレーションを得て描いた「殺人の告白
華城連続殺人事件をモデルにした「殺人の追憶」が有名であるが、「公証時効となった後、犯人が名乗り出たらどうなるか?」と考えた監督がメガホンを握った。15年が経過し時効が成立した2年後、法で裁かれることのなくなった真犯人が、連続殺人事件を詳細に記した告白本を出版する。その衝撃的内容と真犯人の丹精な容姿が人々の注目を集め、一躍時の人に。事件を取り巻く元担当刑事と犯人への復讐を誓う被害者遺族。追いかけっこあり、ユーモラスなシーンあり、カーアクションあり、サスペンスの要素あり、てんこ盛りの作り込んだストーリー。そして衝撃の結末が。
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by hello-rains | 2016-05-31 23:59 | 映画・書籍など | Comments(0)
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