こんなところで電車を降りてみる。
地図上ではこの辺り。青玉の方です。
合戦の地でもある。
そうここは、山崎駅。
大阪の高槻→島本町→山崎ぐらいの感じかな。
昔は重要な関所でもあったこの地に、何をしに来たのかと言うと、山崎蒸留所の見学にやってきました。
創始者
20歳で起業。
葡萄酒で儲けた金を全てつぎ込んで国産ウィスキー作りにかける。ウィスキーは作るのに早くても5年はかかるお酒だそうで、日本では無理と言われたそうです。
これが葡萄酒。
初ヌードポスターらしい。
出来た初ウィスキー
オールド
角瓶
実は、サントリーは角瓶という名は一切付けていない。民衆の中で命名され根付いただけ。だからどこにも、角瓶の文字はない。
この後、トリスなんかが出てきて広まったそうです。
原酒の数々が陳列してます。
まずは、大麦と天然水を混ぜて、麦汁(大麦のジュース)を作ります。まだアルコールはありません。
酵母を混ぜて発酵させると、麦汁に7%のアルコールが発生します。
それを釜の下から加熱し蒸留します。水の沸点は100℃、アルコールの沸点は78℃だそうで、先に気化したアルコールを取り出し、また冷やしていくとアルコール度数70%のニューポットと呼ばれる透明の液体になる。100円で試飲可能。
蒸留釜の形はそれぞれ違います。土台が大きく高さもあると、その分中で繰り返し蒸留され、濃厚な味になり、薄い形のかまだとストレートな味わいになるそうです。
こうして、汲み上げたニューポットをこれまた色々な形の樽に入れて寝かせます。
樽は国で呼び名は違えど、ナラの木(どんぐりの木)だそうです。他のお酒を入れていたり、しみ込ませたような木を使う事で、香り豊かなウィスキーに、変わっていきます。
右が4年、左が12年。夏に約2〜3%ずつ蒸発しながら、木の香りを蓄えていきます。
ウィスキーの香りは樽の香りだそうです。
蒸留や樽によって、千差万別のウィスキーが出来上がり、それを掛け合わせるのが、ブレンダーという役職らしい。誰でもなれるものではなく、味覚、嗅覚、数十年先を見据えるセンスが問われるそうです。
1924の樽
山崎の名水
最後はツアー客みんなで試飲。
1杯目は山崎のハイボールと山崎の名水
せっかくの山崎を割らないでくれ。
うっすー。勿体無いような気がする。
2杯目からは角瓶に変わる。
「すみません、割らずにそのまま下さい。」
「こちらは、ハイボールで飲まれる事をお勧めしておりますが…」
「いや、いいです。そのままで。」
2杯目のロック
でもまぁ、お勧めというなら飲んでみよか?
3杯目のハイボール。
ちょっとホロ酔いになってきた。
試飲は3杯までらしい。
諦めて帰るか。
寄り道してみる。
関西最大級のロードバイク専門店、梅田のシルベストサイクル
雑誌やテレビでしか見た事ないような高級バイクがずらり。
誰か金おくれ。