Based on a real story  - 洋画編 ① -

実際発生した凶悪殺人事件をモチーフにして作られた海外映画集
「事実は小説より奇なり」


高校に入学後から卒業の頃までにわたって、いじめの対象になっていたという首謀者生徒らがトレンチコート・マフィアと自称し銃を同高校内にて乱射。12名の生徒および1名の教師を射殺し両名は自殺、重軽傷者は24名と学校史上における乱射事件として米国内において2番目に大規模な事件。
1999年に発生したコロンバイン高校銃乱射事件をベースにした映画「エレファント
楽しいはずの高校生活を一変地獄へと変える。事件が勃発するまでの高校生たちの一日を淡々と描いた作品。配役が欧米人ということもあり対岸には感じたが、大きな火事であることは間違いない。
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1986年から1991年にかけて大韓民国の京畿道華城郡(現在の華城市)周辺で、幼い女子中学生を切り刻んだり、70歳近い老婆を強姦したり、女性が連続して殺害される。一連の犯罪に共通点があり、「秋冬期の雨か曇りの日の犯行」「毛髪、陰毛などの証拠ゼロ」「被害者の所持品で陰部を乱行」のほか「事件の被害者は殆どが赤い服を着用」などが確認される韓国史上最初の連続殺人で、未解決事件でもある華城連続殺人事件を基にした「殺人の追憶
冒頭、田園が広がる田舎で子供たちが無邪気に遊びまわるシーンから、どういう展開か…と思わせるが、少しコミカルなシーンなどもあり、事件とは状況や関連人物の背景にも相応の差異があると言える。多くの映画賞受賞が自身のハードルを上げてしまった感が否めない。
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2003年9月から2004年7月の10か月間で遺体の身元が判明しただけでも21人を殺害した韓国で“殺人機械”と言われた連続殺人鬼 ユ・ヨンチョル が起こしたソウル連続殺人事件。呼び出したデリヘル嬢を監禁殺害する殺人鬼を、デリヘル店長が鬼の形相で追い掛ける「チェイサー
知り合いの刑事と酒を飲み交わすことでユ・ヨンチョル事件にまつわる警察の内部事情を聞き出し、脚本を練り上げ製作した監督、ナ・ホンジンはこの作品がデビューと言うのに驚く。刑事崩れのデリヘル店長を熱演したキム・ユンソクは犯罪映画への出演は当分見送りたいとしている。切り切りとする異様な緊迫感に満ちた、完成度の高い現代社会の底知れぬ闇を描いた傑作です。残念ながら日本映画界にはまだこのレベルの映画は作れないだろうし、ディカプリオがリメイク権を獲得したらしいが、ハリウッドでもこの映画の大きな要素である、湿っぽさと猥雑とした街の空気はアジア独特のものであり、出すことは出来ないであろうと考える。
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1997年春、国籍不明の人々が混じり合う梨泰院の目抜き通りにあるハンバーガーショップのトイレで、大学生がトイレで胸と首など9ヶ所を刃物で刺されて惨酷に殺害された梨泰院殺人事件をベースに作られた「イテウォン殺人事件
図々しく嘘をつき、殺人容疑を擦り付け合う二人の容疑者。大人気俳優チャン・グンソクの新たな一面を見ることが出来る作品。本作の映画化をきっかけに、イテウォン殺人事件は12年ぶりに捜査が再開され、話題となった。主犯がどちらにせよ、殺人を面白半分のゲームのノリで行ってしまうことが何より恐ろしい。しかし日本においてもこのような恐ろしいことは多発しているということも忘れてはならない。
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by hello-rains | 2014-04-08 13:13 | 映画・書籍など | Comments(2)
Commented by マーシー at 2014-04-08 21:43 x
冷たい熱帯魚、借りました。
楽しみです。
Commented by itabb at 2014-04-13 19:05 x
子ども心に”鬼畜”はショッキングやったな~
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