雪山用ゴーグルの選び方
ゴーグルに対しての認識の低さ、その重要性を先日の厳冬期 冬山 赤岳で痛感させられてきました。
晴れた日ならサングラスで十分対応も出来ますが、吹雪など視界確保が困難な状況下では、
非常に重要アイテムなのがゴーグルなのです。
そのゴーグルも、雪山で曇ってしまうと同時に一瞬にして凍りつき、磨りガラス状態になって視界はほぼゼロに
凍ってるから、拭いても曇りは取れないし・・・と言うことでゴーグルは「曇らせない」がPointのようです。
春風に至っては10年前のSPYのスポンジも劣化したゴーグルで、何とかやり過ごせると安易に考えていた次第であります。
ある程度消耗品とは言え、少なからずの出費をしてでも自分に合ったゴーグルは必須かなぁと思って色々調べて、見てみました。
(大阪ドームJSBCスノータウンにて)
今や曇り対策に、空気循環のためのファン内蔵や電熱線付きのゴーグルまで登場。ハイクラスなら¥3~4諭吉といったモ ノまで。
でもロッヂのstaffさん曰く、「ファン付きでも、電熱線付きでも、100%曇らないゴーグルは存在しません。ゴーグルの曇りは永遠の課題なんです。」とのこと。「そんな大きい出費は・・・」という私のような人にも、ノーマルのゴーグルでも扱い方、装着のポイントを掴めば、ある程度は耐えられるとのことでした。
今回購入に至るまでのゴーグル選びのPointを分かる範囲で整理します。
ノーマル?ハイスペック?
前段で言いましたファン付き、電熱線付きを否定してる訳ではないし、実体験がある訳ではありませんが、ロッヂ、好日、石井の各staffの個人的意見を集約すると、スキー・スノーボードなどゴーグル内が滑走によりファン付きゴーグルは空気循環がされやすく有効らしいが、雪山登山となるとノーマルゴーグルを使用している人が大半とのことでした。
メガネ対応?ヘルメット対応?Wレンズ?UVカット?曇り止め?ミラー加工?偏光レンズ加工?
ジャパンフィット?ベルトバックル?晴天向き?曇り向き?吹雪向き?
まず何より自分の顔に合うモノを探しましょう。 隙間ができると曇る原因にもなってしまいます。また海外ブランドの物であれば、
ジャパンフィットなる、アジア人向けに鼻の部分のスポンジが改良されているタイプがあるので、こっちの方がお薦めでしょう。
インターネット等で購入するのは、安くなりますが、実際に試着するのを私はお薦めします。
またゴーグルのレンズ形状は視界も大きく変わってくるのでチェックが必要です。 基本的にはダブルレンズの方が曇りにくく、
球面レンズの方がゴーグル内部の空気容量が多くなるので曇り難くなります。
レンズのカラーについては、オレンジとピンクは全天候型、 イエローとクリアーは悪天候やナイター時に、ブラウンは晴天から曇り向き。 ミラーレンズは晴天時になるそうです。全天候型以外を購入する場合は、他の天候にも対応できるように他の色のレンズも揃えるようにしたほうがbetterだそうで、換えのレンズだけ購入できるタイプもあります。
あと一つ、ゴーグルには通常のタイプに加え、ヘルメット対応やメガネ対応の物があります。 これも自分に合わせて買いましょう。
あとは、曇る原因として、バラクラバもしくはフェイスマスクとの相性もあります。
また、ゴーグルを一度装着したら、よっぽどの事がない限り「外さない」に徹することです。
基本的に、悪天候での使用が主になるため、UV カット、偏光レンズ、ミラー加工はあまり重要視せず、
以上を踏まえて、先日itabb、春風共についに、遂に購入してきました。
itabb メーカー:ドラゴン モデル:DX 春風 メーカー:ドラゴン モデル:APX
by hello-rains
| 2013-03-07 00:35
| アイテム
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